「Vtuberの雑学メモ帳」

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Twitch&OBS studioの個人的な生配信設定まとめ(環境設定・翻訳BOTの設定方法など)

 今回は、Twitchでの配信を始めてみたいと考えている人に向けて、今使っているTwitch用のOBS設定&カスタマイズ設定を全部細かく解説していくぜ!

 ↓詳細は「続きを読む」から!

 

◆配信設定

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Twitch OBS 配信方法 設定方法 おすすめ 2022
FPSゲームだと936P=出力解像度(出力サイズ)「1664×936」が良いらしい。

うまく配信できなければ、出力解像度(出力サイズ)を1280*720に変えたり、ビットレートの数値を下げたりすると良いと思う。

  • 最近、サーバー設定を[自動(推奨)]から[Asia Japan,Tokyo]に変更しておかないとラグが発生するバグに遭遇したので要注意だ!
  • 10秒~最大30秒弱の遅延が発生する場合、おそらくサーバー設定が原因。

◆パネル設定・おすすめ拡張プラグイン

「パネル」とは、Twitchの配信画面下に表示される部分のこと。
プロフィール欄や各種SNSへのリンクなどをのせている人が多い。
好きなゲームなど、とりあえず色々書いておくと話のきっかけになって良いかも!

  • パネル欄は、Twitchトップの右上にある自分のアイコンをクリックして「チャンネル」「クリエイターについて」タブを開いた後、「パネルを編集」部分のスライダーボタンをONにすれば編集できる。

配信スケジュールは定期配信なら画像を作ってしまうのがオススメ。
(※PC版で見る分には文字よりかなり目立つが、スマホだと表示されない可能性がある)

  • パネルに使う画像のサイズは横(380px)×縦(無制限)が基本。
  • バナーボタンなら380×120px、スケジュール画像なら380×500pxくらいが良さそう。

パネル欄にTwitterのTLを埋めこみたい人は、Twitch拡張プラグインTwitter Timeline」を導入してTwitterのアカウントと連携させおこう!

★他にも配信画面上にフォローボタンを表示させるDynamic Follow Buttons」など便利な拡張プラグインがたくさんあるぞ!

★ニコニコの弾幕風にコメントを表示する「Niconico!」(PCなら視聴側で弾幕ON/OFF可)も日本人には嬉しい機能だ。
ただし、1つしかないオーバーレイ枠を消費するので、Dynamic Follow Buttonsコンポーネント枠に変更しないといけないのが短所…。
※オーバーレイ枠ではなくコンポーネント枠にフォローボタンを置くと、フォローボタンを押すまでに2クリック必要だからフォロー率も下がっちゃうかも?

★パネル関連のプラグインだと、サブスク・ビッツ・チャットのランクを表示する「Leaderboards」や、ch内のサブスクスタンプやビッツスタンプをまとめて表示する「Emotes Showcase」もよく見かける。

不定期配信を頻繁に行う人は、パネル用のスケジュール関連のパネル拡張プラグインを探して設定しておくと楽。
カウントダウン付きの「Streamlabs Stream Schedule & Countdown」が良さそうだ。

◆OBSの音声設定

グラボがGeForce系列ならRTX Voiceというノイズ除去ソフトを使えるけど、俺の環境だとOBS側のノイズフィルターの方が安定しているのでOBS側で全部調整しているぜ!

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▲少し遠めの高い位置に置いているFIFINE「K670」に合うマイク設定
設定する順番にも意味があるため、色々試してみよう。

  • USBマイクは繋げるUSBポートの規格によって雑音が発生する場合もあるから、全部のUSBポートを試して一番雑音が入らないUSBポートにつなげておくと良いぞ。

ゲインやノイズフィルターの値は、自分の持っているマイクに合わせて変えてくれ!

  • 音割れしてしまう場合、マイクの録音レベルを下げるか、マイクの位置を遠ざけるかしておくのが良いと思う。
  • 音割れさえしなければ雑音はOBSでどうにかできるはずだ。

ゲーミングキーボードのタイピング音を除去しようとすると声の音質が下がるため、エレコムTK-FCM090SBKなど静音キーボードを用意してハード面からフォローするのがオススメ!

◆BGMの設定

▼BGMはDOVA-SYNDROMEさんから借りている人が多いと思う。

dova-s.jp基本的に無料BGMはどれも音量が大きく設定されているので、声とのバランスを見ながら下げまくるとちょうどいいかんじ。

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  • いきなり生配信せず、配信前に喋りながら録画して自分で映像や音量をチェックするのが一番確実だ。

◆配信タイトルに絵文字を入れる方法

  1. [https://www.emojicopy.com/]で右上の白いメモ帳アイコンから文章入力欄を呼び出そう。
  2. 文章欄が出ている状態で絵文字を左クリックすると文中に絵文字が入力される。
  3. タイトル文章と絵文字の組み合わせを調整後、右端の[copy]ボタンを押して文章をコピーする。
  4. コピーした文章を配信マネージャーの配信タイトル欄Ctrl+Vの同時押しで貼り付けて、配信情報を更新する。

配信タイトルの設定は、Twitch公式サイト右上にある自分のアイコンクリエイターダッシュボード配信マネージャー配信情報の編集から変更できる。
その他、OBS側でタイトルを変更することも可能だ。

  • [〇〇]や【〇〇】の記号で区切るより絵文字で単語を区切った方が一覧画面で目立つので入れ得のような気がする。
  • タイトル冒頭の16文字前後は単語+絵文字区切りで個性や内容を簡潔に説明して、一覧で省略される部分に視聴者向けの細かい内容や自己紹介を書くと良いのかも?
  • 白黒の絵文字はライトモード/ダークモードで目立たない可能性があるし、白黒以外の派手な色でどこの国にもありそうな絵文字がタイトルに適していると思う。

Twitchだとゲーム名で配信者を検索する人よりゲームのカテゴリ経由で配信者を探す人が多いっぽいから、YouTubeと違いタイトルにまでゲーム名を入れる必要は無さそう

◆チャット翻訳BOT&読みあげ音声の設定

西村良太先生の翻訳BOT(チャット翻訳ちゃん)を導入すればOK。
【参照リンク】音声認識字幕ちゃん・チャット翻訳ちゃん(西村良太)

  • 俺はコンフィグをいじって名前と翻訳先言語と翻訳後読みあげをOFFにしている。
  • 【twitchTransFNのオススメ設定例】2021/6/30~最新版

    Twitch_Channel = 'vtuber_hudan_ciel'
    Trans_Username = 'transtran'
    Trans_OAUTH = 'oauth:?????'
    ※Twitch_Channelが自分のアカ名、Trans_Usernameが翻訳用アカの名前。Trans_OAUTHの????の部分にコピーしてきたOAUTHキーの英数字を貼る。


    Show_ByName = False
    Show_ByLang = False
    ※アカ名を非表示にし、ja>engなど翻訳元言語&翻訳先言語も非表示にする。

    Delete_Words = ['saatanNooBow', 'BikuBikuTest', 'vtuber11GG', 'vtuber11B', 'vtuber11BB']
    ※デフォルト設定だとスタンプ名まで読みあげてしまうため、読みあげさせたくないスタンプの正式名称などを指定する。
    俺の場合はvtuber11〇〇というのがカスタムスタンプ名。
    ※Ignore_Line(指定ワードが含まれるコメントを無視)の項目で設定しても良い。


    gTTS_In = True
    gTTS_Out = True
    +下側の方にあるReadOnlyTheseLang = ['ja']
    ※翻訳前後の読みあげ音声を両方ON(True)にしてから、['ja']部分で日本語を指定すれば翻訳前後を問わず日本語だけ読みあげ可能。
    ここをいじらないと読みあげがうるさいので必ず変えておこう!

    (言語に関わらず翻訳前の文章だけ読みあげたい場合はgTTS_In = True・gTTS_Out = Falseにし、'ja'を削除してに戻す。

    読みあげ自体要らない場合はIn-Outの両方をFalseへ書き換えてに戻す)

    下側の方にあるTranslator = 'deepl'
    ※翻訳エンジンをdeepLに変更できるようになった!神…!

ちなみに、最新版では「config.py」ファイルを「メモ帳」で開いた後に編集&保存しないといけないぞ!
(config.pyを右クリックしたら、[プログラムから開く]を押した後に「メモ帳」を指定し、メモ帳上でconfig.pyファイルの中身を編集してから上書き保存すればOK!)

  • 文章前後の「'」や「'」を消去すると上手く動かないことに注意。
  • Ignoreコマンドも覚えておこう。
    (Ignore_Lang→無視する言語、Ignore_Users→無視するユーザー、Ignore_Line→指定したワードが含まれているコメントを無視する) 

◆翻訳字幕の設定

西村良太先生の翻訳字幕機能(音声認識字幕ちゃん)を借りるか、ゆかりねっとコネクターを借りるのがオススメ。

▼「音声認識字幕ちゃん」
参照リンク【http://www.sayonari.com/trans_asr/asr.html
(個人的な補足記事 [https://vtuber-hudan.hatenablog.com/entry/vtubertec] )

▼ゆかりねっとコネクターを利用した多言語字幕については他記事で!

vtuber-hudan.hatenablog.com▼以下の3点に気を付けると翻訳字幕が見やすくなるかも!

  • 「けいふぉんと」などのフリーフォントをDLして使用フォントに指定する。
  • 文字の縁取り機能をONにしておく。
  • OBSで背景に半透明な長方形の画像を出しておく。
    もしくは、「配信オーバレイ」系の画像を用意して字幕の下に重ねる。

音声認識字幕ちゃん」の翻訳字幕機能は、初期設定さえ終わればChromeを立ち上げておくだけで翻訳字幕を表示できるからとにかく手軽!
※翻訳ウィンドウを最小化したり、画面外に出したりすると反映されなくなる。

翻訳精度を上げたい人多言語字幕が出したい人は、ゆかりネットコネクター(+UDトーク)+DeepLの組み合わせを使おう!

◆チャット欄&スタンプを配信画面上に透過表示する

俺は[https://burikiyasan.amebaownd.com/posts/6796534/]のCSSを真似て、デフォルトより少しだけ見やすくした。

※※2021.05.19追記※※
吹き出しというか、半透明の背景付きでチャットを表示する方法Redditにあったぜ!

www.reddit.com▲このリンク先に貼られているURL[https://pastebin.com/jCJx0ubM]の1番目の枠内を全部コピーしてStreamlabsのカスタムCSSにペーストしたら吹き出し表示になった。
今はこっちを使っている。

  • スタンプ(絵文字・エモート)を配信画面上に表示したい人は、ついでに「Emote Wall」設定もやっておこう!
    ★参照リンク【https://wot.hatenablog.jp/entry/Emote_Wall
    ※Streamlabsで設定するだけで簡単に導入できるぞ!

◆配信画面上に時計・日付・曜日を表示する

booth.pm▲上のリンクからファイルをDLし、OBS studioの[ブラウザ]に使いたい時計のhtmlリンクをコピペすればOK。
俺は時間+日付け+曜日が表示できる「clock2」を使用中!

◆経過時間&カウントダウンタイマー表示(旧OBS)

→参考記事】を見て「My Stream Timer」を導入すれば低負荷なタイマーが実装できるぞ!

◆Twitchアフィリエイトプログラム

Twitchではアフィリエイトに申請しないとオリジナルスタンプやチャンネルポイント関連の機能が使えないので、登録条件(chフォロー数50以上&平均視聴者数3人以上)を満たした時点で申請しておくと良いかも。
▼参照リンク▼

www.fusenstage.com※申請する時は、マイナンバー(数字だけ)+銀行口座かPayPalスマホ(電話番号)を用意しておくとスムーズだ。
報酬の受け取りは、ビジネス用PayPalアカウントから受け取るのが1番簡単。
(ビジネス用PayPalは2022年から本人確認が必須になったため、あらかじめ①免許証か保険証+②マイナンバー付きの住民票を揃えておこう)

  • このプログラムに参加すると、他サイトとの同時配信が規約違反になってしまうので注意

◆カスタムスタンプやバッジの自作方法

  • 【カスタムスタンプ】
    ★原画サイズ:300×300px
    ★完成サイズ:(1)28×28px、(2)56×56px、(3)112×112px

300×300サイズで作成してから出力時に縮小すると、112×112で描くより綺麗に見えるような気がする。
スタンプはチャット欄だとかなり小さく表示されるため、小さくても分かりやすいデザインにした方が良い。

スタンプ内に真っ黒な部分や真っ白な部分があると、ダークモード/ライトモードで表示した時に背景と馴染んでしまい透明色に見えたりするので注意。

★スタンプの登録名は〇〇+△△の形になるけど、スタンプごとに設定できる△△の部分を2文字以上にしておくとスタンプサジェスト機能が有効になるぞ!
(GGを意味するスタンプなら〇〇+GGの名称で登録しておこう!)

スタンプ登録から承認までの日数は大体半日~1日くらい。

  • 【ロイヤリティバッジ(サブスクライブのバッジ)】
    完成サイズ:(1)18×18px、(2)36×36px、(3)72×72px

1つのデザインを用意しておき、継続期間にあわせて一部の色やデザインを変えたりすると進化してる感があって分かりやすいのかも?

  • 【チャンネルポイントのアイコン】
    完成サイズ:(1)28×28px、(2)56×56px、(3)112×112px

◆フォロー時の透過アニメ(GIF)を自作する方法

まずGIFを用意した後、StreamlabsにGIFをアップロードして設定しないといけない。

  1. 簡単に透過GIFアニメを自作したい人は、紙芝居のような背景透過済みpng絵を複数用意しよう。
    サイズはフォローアニメなら横640×縦540サイズくらいで良いと思う。
  2. 絵が用意できたら順番通りにAlpacaDouga[http://firealpaca.com/douga/]へ読み込み、速度調整後にGIFとして出力すればOK!
    滑らかなアニメを作るならクリスタが良いけど、雑な紙芝居GIFを作る時はこっちの方がお手軽だ!

俺は、同様の方法で配信待機画面の5・4・3・2・1とカウントしていくローディング用アニメも作ったぞ。
(OBS上に配置するアニメのサイズはOBS側でも拡大縮小できるので、大きめの953×833サイズで作成した)

※絵が描けない人は、絵を描くのが得意な友達&知人に描いてもらうか、ココナラ」などで絵が上手い人に有料依頼をするのがオススメ。

  • 差分を作るのが面倒なら「ぽよぽよGIFアニメーカー」を活用するともっとお手軽に作れるはず。
    →「ぽよぽよGIFアニメーカー」に動かしたい絵をアップロードすれば、ジェネレータが適当に動きのあるGIFを作ってくれるぞ!

◆参加型配信の予約管理BOT

視聴者が「!join」とコメントした時、コメントした視聴者を参加予約リストに追加するチャットBOTの設定方法は以下の記事を見ると分かりやすい。

かなり簡単に導入できるから「参加型配信の予約管理がつらい…」という人にオススメだ!
(有名なStreamLabsではなくStreamElementsを利用しているので要注意)
いろいろコマンド文があるけど、慣れない内は「!join」「!list」「!clear」「!next」「!queue next 4」などの基礎コマンドだけ設定して使えばOK。

◆OBSのバックアップ方法

手動でOBSの環境バックアップを取っておきたい場合は、以下の2つのフォルダを保存しておく必要がある。

  • Cドライブ>[ユーザー名フォルダ]>[AppData]>[Roaming]>[obs-studio]>[basic]フォルダ
  • OBSの保存場所(俺の場合はDドライブ)>[obs-studio]>[data]>[obs-plugins]フォルダ

上記フォルダをまるごとコピペして外付けHDDなどに保存しておき、復元の必要が出てきたらOBSの同ファイルと置換すればOKなはずだ。

  • 一応、OBSをアンインストールする時に設定消去欄にチェックをつけなければ、シーンやプロファイルは消えない。

※つい先日あった「OBSがアプデ後に起動しなくなるバグ」は[obs-plugins]内にあったOBS-websocetが原因だった。

もしアプデ後にOBSが起動しない場合は、[obs-plugins]から余計なプラグインを削除し、初期状態に戻すと解決するかも。

VTuber関連

フリーソフト「VRoidStudio」でモデルを作り、同じくフリーソフト「VMagicMirror」でモデルを動かせばソフト代0円VTuberになれる。

★動きを増やしたい場合、LogicoolのC270など格安webカメラを用意しよう。

  • VMagicMirrorの使い方&カスタマイズ方法については他の記事で色々言及しているから、そっちを参考にしてみてくれ!