UE5初心者が「配列・マップ・セット」と「列挙・構造体・データテーブル」の違いや特徴についてまとめてみた。
この6つを使いこなせば、データの一括管理が楽になるらしい…!
※実践的な使い方にはほとんど触れていないので注意。間違いがあったらごめん!
▼本文は「続きを読む」からどうぞ~!
◆オススメ解説動画(必見)
▲「配列(Allay)」「マップ(Map)」「セット(Set)」の日本語解説動画。
▲「データテーブル(Data Table)」の日本語解説動画。
▲「列挙(Enum)」の解説動画。
◆特徴と利点まとめ
「配列・マップ・セット」は、変数の右側[-]ボタンから設定できる。
「列挙・構造体・データテーブル」は、基本コンテンツブラウザー上から作成する。
- 【配列(Array)】カレンダー
お行儀よく順番に並んでいるデータたち。
似たような変数データをすっきりまとめられる。
ブループリント内で利用しやすい。
※[index]が順番を示す。1ではなく0から始まるから要注意!
※「0月始まりで12月以降も終わらずに続くカレンダー」をイメージする。
月にあたるのが[Index]。日付部分には様々な型の[変数]を書きこんで保存可能。 - 【マップ(Map)】リア充の集団、辞書
キー(重複不可)+値(重複可)のデータたち。
ペアのデータを扱うのに最適。
キー(文字列変数など)から値を検索して取得できる。
配列と似ているが、Index数が数字に限られる配列より便利な部分も多い。 - 【セット(Set)】個性豊かな一匹狼の集団
お互いに重複しないうえに順番も無いデータたち。
重複しないことから、集合演算(和集合・積集合・差集合など)に最適。
検索や存在確認がしやすい(順番を気にしないので配列より効率的な場面もある)。 - 【列挙(Enum)】タイプ分け
似たようなデータをタイプ分けしたい時に定義する。
(綺麗系、可愛い系、サブカル系、地雷系など)
細かく分類することで扱いやすくなる。 - 【構造体(Structure)】プロフィール、エクセルの横列
違うデータ型の情報を全部まとめて収納できる。
(名前、髪の色、身長、顔タイプ、顔写真、住所の参照、前科の有無などを1枚のプロフィールにする)
データが整理しやすくなる。 - 【データテーブル(DataTable)】プロフィール帳、エクセル
縦の行+横の列によってまとめられたデータ表。
検索や編集が簡単。
作る時に指定した「構造体」の項目が横列になる。
[Row Name(行名)]には、識別しやすくて重複していない文字列か数字を入れる。
大規模なデータでも、データテーブルにまとめれば管理しやすい。
どれも似たような概念かと思ったけど、案外細かい部分で違いがあるようだ。
自分みたいな素人は、実際に使いこなせるようになるまで時間がかかりそう。
※この6つはもともとプログラミングから派生した概念らしい。
プログラミング経験者なら初めてでもガンガン扱えるのかも…?
◆オススメ解説記事
▼「配列」「マップ」「セット」をしっかり学びたい人に良さそうな解説記事。
▼「列挙」「構造体」「データテーブル」の関係性が具体的に解説されている記事。
▼以下はノード関連の説明記事。