「Vtuberの雑学メモ帳」

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【イコラブ(=LOVE)】女性人気が高い理由/なぜ女性ファンが多いか考察してみた【イコールラブ】

今回はイコラブ(=LOVE)が女性ファンや女オタクからの人気を獲得している理由について考察してみた。
(※AKB系を下げる意図はないけど、そう見えるかもしれない記述が多いので要注意。
あとクソデカ主語にも注意)

▼本文は「続きを読む」からどうぞ~!

◆MVの出来が良い

イコラブは、良質なMVによって女性人気を獲得したと思う。

※イコラブのMVは、編集も色彩も動きも派手だから、動画としての完成度がかなり高い
(個人的に、AKB系列は青春を懐かしむようなMVが多くて、編集も色彩もコンセプトも全て地味すぎると感じていた)

  • AKB系は高級な野菜をそのまま売っている八百屋さん、イコラブはインスタ映えを重視した今時のオシャレなカフェという印象。
  • 男性と違い、女性が同性アイドルに興味を持つきっかけは少ない。
    MVの出来がとても良いイコラブは、動画サイト経由でより多くの女性ファンを獲得できたのかも。

例えば、同じ夏曲のMVでもAKB系とイコラブは全然違う。

AKB48の夏曲「久しぶりのリップグロス

  • 編集は3分割編集のみ。超シンプル。
    (動画撮影のレベルは高いけど、この編集なら素人でも簡単にできそう…)
  • とりあえず全員を映すことに必死で、動画としての見映えが悪すぎる
  • ファンじゃない人からすると、各メンバーの魅力を感じづらい。
  • このMVだと、冒頭10秒間は無音のまま風景が映り、さらに人物が出て来た後もしばらくイントロが続く
    個人的に、イントロが45秒続く時点で「この曲微妙だな~」と感じてしまう。
    (※イントロ無しの曲&いきなりサビから始まる曲&イントロ10秒前後の曲が大流行しているので)
  • 冒頭から歌やアイドルの魅力を見せる演出が無いため、完全にファン向けの閉じたMVになってしまっている印象だ。

▼イコラブの夏曲「ナツマトペ」

  • かなり凝った編集で、衣装も風景も色彩もどんどん変わる。
    (CG合成+可愛いエフェクト+トランジションで、視聴者が飽きない動画作りをしている)
  • アイドルのMVというより、映像作品としてレベルが高め
  • 音ハメ編集がちゃんとできている部分も今時だと思う。
    tiktok世代だと音ハメできていないMVはダサいと感じる人も居るはず。
  • 同じ夏曲MVでも、イコラブのMVはキラキラ感が強くて可愛い
    人数が少ない分、小物や衣装の違いも引き立っている
  • イントロや間奏がほぼ無くてサビから始まるし、最初から最後まで歌の占める割合も高いから飽きない。
  • 動画冒頭では、無言でこっちを見つめるアイドルと一瞬だけ目が合ってびっくりした。
    ファンじゃなくても思わず動画に惹きこまれる上手い構成だと感じる。
  • 曲も映像もちゃんとYouTube映えするように作られているのがすごく良い。

◆グループのコンセプトより個性重視

イコラブはグループとしての明確なコンセプトが無く、アイドル自身(メンバーの個性)を尊重しているように見える。

グループのコンセプトに沿って集められたメンバーじゃないし、ちょうど良い人数だから女性受けに繋がっているのかも?

お嬢様系の清楚なアイドルだけを集めました!というアイドルグループと比べて、いろいろなタイプの女子が混在するイコラブは女性向けだと思う。

(乃木坂は同じ系統の顔が多すぎてあまり惹かれなかった。
AKBはコンセプトありきのグループじゃないけど、人数が多すぎてそれぞれの個性を喰い合ってる印象)

◆媚びない雰囲気

①露出度が高すぎない衣装・②健康的で可愛い振り付け・③気持ち悪くない歌詞など、女性受けする理由はいろいろあると思う。

◆歌詞が女性受け特化

AKB系は男性目線の歌詞が多く、イコラブは女性目線の歌詞が多い。

「なんかちょっと気持ち悪いな…」と思わせない歌詞だから、女性ファンが多いのは納得。

AKB系は「舌」「舐める」などの下ネタをガンガン歌詞に入れてくるから女性ファンがつきづらそう。
イコラブはせいぜい出てきても「唇」くらいの匂わせワードだと思う。

たとえば、AKBの「制服が邪魔をする」女性視点の歌詞だけど、女性受けとは真逆にある歌詞だと感じた。

「関係ないわよ」「不埒な遊びをしたいの」はシンプルに口調が古すぎて変だ。
また、「何をされてもいいわ」「大人の愉しみ知りたい」など、恋愛における葛藤ではなく、性行為を匂わせる男性向けの歌詞が悪目立ちしている。

一方、イコラブは男性目線の曲であっても、女性受けする歌詞に仕上がっている。

▲「僕らの制服クリスマス」は自分がイコラブを知るきっかけになった曲。
(※
外出先で聞き、うろ覚えの歌詞からわざわざ曲を調べてイコラブに辿り着いた)

特に、「コンビニケーキ 冷めたチキン 完璧ではないけど これがきっと幸せ」というフレーズは、シンプルだけど誰にでも刺さる良い歌詞だと思う。

また、女性目線の曲は、葛藤や悩みに焦点を当てた曲が多い。

▲「あの子コンプレックス」は、浮気した彼氏に未練たらたらな女性の葛藤を歌う落ち着いた曲。
「知らないバニラが香った時 魔法が解けていく どうか 誰かに負けたわけじゃないって事 目をそらさずに言ってよ」のワンフレーズに女性受けが濃縮されている。

▲「しゅきぴ」は、彼氏のことを好きすぎるがゆえに悩む気持ちや、他の女の子に嫉妬する気持ちを歌う明るい曲。
一見、流行りの言葉を取り入れまくった中身が無い歌詞にも見える。
でも「アイスミルクちゃん わたし 少しのエスプレッソ(あなた)で ぐるぐる色が変わって行く」「染まりたいのはあなただけ」「2人合わせてアイスラテの出来上がり」「何してる? 電話して 言えない 言いたいけど重いのは嫌!」など、AKB系ではなかなか見ない歌詞が女性受けに繋がっていると思う。

◆競わせないスタイル

AKB系列は総選挙形式なので、どれだけ可愛いアイドルを見ても、きっと裏には熾烈な競争があるんだろうな…と感じてしまう。

外野から見ると、競わせるスタイルのアイドルグループは「仲悪そう」というイメージが先行して素直に楽しめない。
(人気で順位や扱いが変わる仕組みにも違和感を覚える)

その点、イコラブのように全員が平等に扱われているアイドルは安心できる。

総選挙形式と比べて儲けは減るだろうけど、儲けること以上に各アイドルを尊重していることが伝わってきて好印象。

◆衣装がダサくない

イコラブはアイドルらしさ全開の可愛い衣装ばかりで本当に良いと思う。

乃木坂46や櫻坂46は、ロングスカート多めで露出度こそ低いけど、「可愛い」とは違うアイドルらしからぬ方向性なのが気になる。
(AKB48可愛い王道アイドル衣装は減ってきたように感じる)

その点、イコラブやノイミーは、健康的な肌見せ+可愛いデザイン+ポップな色彩+王道アイドル風で今時だと感じた。