UE5初心者が霧/スモーク/煙幕ギミックの超簡単な作成方法や、定期的にランダムな妨害イベントを発生させる方法についてまとめてみた!
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◆復習用メモ
①霧のアクターBP「BP_Fog」を作る
アクターBP「BP_Fog」を作り、ビューポート左上[+Add]から[LocalHeightFog]を追加しよう。
▼この設定だとちょうど良い濃度&ボケ感になる(色変更も可能)。
※「霧を配置できれば十分」というケースならこれで完成…!
レベル上へ[BP_Fog]を配置すれば霧が出来上がる。
- 自分の場合は「①経過時間に応じて妨害イベントが数種類の中から抽選される>②霧が抽選されたらプレイヤー付近で霧発生」というシステムを作る予定なので、これだけだと不十分だった。
②プレイヤーBPを編集する
プレイヤーBP「BP_ThirdPersonCharactor」に移ってイベントグラフを編集する。
▼一定周期で妨害イベントをランダム発生させるため、以下のように編集した。
実施間隔の秒数は長めにしてあるのでテスト時だけ値をいじってね!
[TroubleEvent]の部分は、Add custom eventノードに好きな名前を付ければOK。
◆覚えた知識とノードまとめ
「霧の作り方」
UE5側で用意してくれている「LocalHeightFog」を使うのが簡単。
BPへ[+Add]から追加すれば、好きな濃さ&大きさ&色の霧を楽に呼び出せる。
※レベル上へ霧を直接追加することもできる。
(レベルビューポート左上の[+]>[Visual Effects]>[Local Height Fog]から追加可能)
ただ、これだと少し扱いにくかったため今回はBPの中に追加してみた。
「Set Life Span」
SpawnActorノードなどで作ったアクターを、指定秒数後に自動消去するノード。
生成したアイテムに寿命(※秒数)を付けられるなんてすごく便利!
今まで削除待機のためにDelayばかり使ってたけど、最初からこれを使えば良かった。
▲霧じゃなくて「煙幕」として使う場合、これくらいの濃度に設定した方が良いかも。