UE5初心者が「プレイ画面へモノクロフィルターをかけて白黒表示する方法」についてまとめてみた!
- 今回使うポストプロセス(Post Process)機能は、簡単なわりに大きな差がでる機能だったので、初心者でも絶対把握しておいた方が良いと思う…!
- この機能を使えば一瞬で各種画面フィルターが実装できるぞ!
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◆参考記事(必見)
▲画面へフィルター効果をかける「ポストプロセス(Post Process)」機能についてのオススメ解説記事。
◆一時的なモノクロフィルターイベントを作った時の復習用メモ
- アクターBPとして[BP_PostProcess]を作成し、ダブルクリックで開く。
- ビューポート欄の左上[+Add]から[PostProcess]を追加する。
追加した[PostProsess]を選んだ後、右のDetails欄で設定もいじろう。 - [▼Post Process Volume]>[▼Color Grading]>[▼Global]>[▼Saturation]にチェックを入れて、カラーピッカーの下にある彩度欄も[0.0](黒)へ変える。
- [▼Post Process Volume]>[Unbound]へチェックを入れる。
※レベル全体でフィルター効果が適応されるようにしておく。
(チェックを外すとフィルター効果が局所的になる)
▼プレイヤーBPに以下のイベントグラフを書く。
- レベル上へ直接追加せずにBPの中へコンポーネントとして追加したため、SpawnActor(BP召喚)ノードとSet Life Span(一定時間後に自滅)ノードを併用するだけで一時的な白黒表示フィルターとして機能する。
今回の例だと、テストプレイ中に5キーを入力すれば白黒の表示画面へ変わることが確認できるはずだ。
(5秒たったらグレースケールのフィルターが消滅して自動的に元へ戻る)
この[BP_PostProcess]へ他のPostProcessコンポーネントを増やして各自設定しておけば、状況に応じて複数の画面フィルターを表示/非表示することもできると思う。
- ポストプロセスは、ゲームの雰囲気を作るうえでかなり便利な機能だった。
- 自分の場合、妨害イベントの一種としてモノクロフィルターを追加したけど、ゲームの進行度に応じて彩度を上げたり、フィルター効果を豪華にしてみたりするのも面白そう!
ちなみに、YouTubeで[UE5 Black and White]と検索すれば、もう少し発展的な内容の動画も見つかる。
(※モノクロ表示中に一部のアクターだけ原色で表示する方法など、いろんな動画があった。かなり奥深い機能みたい…!)