UE5のゲーム開発からVTuber活動まで、幅広く使えそうな映像型モーションキャプチャー(WEBカメラ型モーションキャプチャー)を調べてまとめてみた!
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◆UE5向けの映像型モーションキャプチャーまとめ
【TDPT(vtuber向け)】無料ソフト
▲公式の紹介動画。
▲TDPT(ThreeDPoseTracker)+UE5の解説動画。
▲BOOTHのDLリンク。
- WEBカメラの映像と録画映像を両方トラッキングできる。
- FBXエクスポートは非対応(BVHかVMDでエクスポート可能)。
※UE5で使うにはBlenderなどでFBXへ変換しておく必要があるかも? - 無料ソフト。
- ハンド/フェイス/全身トラッキングが可能。
- VTuber活動にも便利。
※配信用なら3D背景専用の無料ソフト「VRoom」も併用するのがオススメ!
▲部屋やライブステージっぽい3DCG背景を簡単に合成できる。
(自分専用の部屋を「どうぶつの森」みたいに編集するEdit機能まである)
【Webcam Motion Capture(Vtuber向け)】一部サブスクor買い切り
細かいフェイストラッキング&ハンドトラッキングまでしたい場合に良さそうだけどUE5で使えるかが不明。
全身キャプチャとFBX出力に対応しているソフトだから、頑張ればUE5のゲーム開発にも使えそう。
(マイナーすぎてUE5上で利用するための解説動画が存在しない=手軽では無いかもしれない!)
▲BOOTHのDLリンク。
※WindowsOSだけじゃなくて、MacOSにも対応している。
※UI表示を消去したい場合は安いサブスクへの加入が必要(Vtuber向けオプション)。
▲RokokoVideo・TDPT・WMCを比較した感想や、手付けモーション補助ソフト「Cascadeur」について触れられている記事。
▲UE5と「Cascadeur」の使い方を解説している動画(日本語)。気になる!!
【Plask】一部サブスク系・1日30秒無料
▲類似モーキャプサービス「Plask」については上の2記事で詳しく解説されている。
※1日30秒まで無料。エクスポート形式はFBX・BVH・GLB。
- 無料で30秒使えるし、導入方法の解説記事もあるのは嬉しい。
- 長いモーションのキャプチャーにはサブスク必須なのが微妙そう…。
▲Plaskの基本的な使い方を解説している動画。
▲PlaskをUE5やVRoidキャラと併用する動画。
【Wonder Studio】有料サブスク系
▲導入方法などの解説動画。
▲ゲーム開発メディアの紹介ニュース記事。
【Move.aIとMove One(日本は非対応)】有料サブスク系
▲「Move.ai」の公式動画。
▲「Move.ai」の紹介記事。
▲「Move One」の使用例動画
▲「Move One」の紹介記事。
※「Move AI」はIphoneが2台必要。
※「Move One(日本非対応)」はIphoneが1台必要。
◆いろいろ調べてみた感想
- 「TDPT」か「Webcam Motion Capture」などのVTuber向けソフトを使えば、高額な機材が無くても気軽にモーションをキャプチャーできそうだ。
- 「Plask」はサブスク前提のサービスだから微妙かもしれないけど、UE5と併用するための解説記事が充実していた。
- その他のモーキャプは実用性が低そう。
今回はUE5でも使えそうな映像型モーションキャプチャーに絞って紹介してみた。
(いつか実際にUE5で映像型モーキャプを使う機会があれば解説記事にするかも…)
- モーションキャプチャー用の機材は「mocopi(5万)」「HTC VIVE(10万)」「Smartsuit Pro II(数十万)」などが有名。
- 精度が高いデータじゃなくても良い場合、WEBカメラだけで使える映像型モーションキャプチャーを選ぶのは全然アリだと思う!