配信用マイクをFIFINE「K670」→SHURE「MV7」へ買い替えたので、購入するか悩んでいる人のために詳しくレビューしていくぜ!
MV7を買う予定の人や、MV7の設定に悩んでいる人はぜひ読んでみてくれ。
(※販促目的じゃない本音のレビューだから、商品リンクを貼らずに書いているぞ!)
- ◆USBダイナミックマイク「MV7」の長所
- ◆MV7-BlueYeti比較
- ◆別売りポップガード[RK345]
- ◆おすすめ卓上スタンド[MDS-3]
- ◆OBSフィルター~付属ソフトの設定方法
- ◆マウス音への対処方法
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◆USBダイナミックマイク「MV7」の長所
- とにかく優しい音になるので長時間配信向き。
歌配信やASMRをやらない人・ゲーム配信がメインの人はMV7が良いかも?
①USB接続のMV7
→長時間聞いても疲れない、ほどよく柔らかい音になるかんじ。
②XLR接続のMV7
→ハッキリした音になるけど、尖りすぎて少し耳に刺さる。 - USB接続でも雑音~ホワイトノイズに強い。
PCファンの音はほぼ入らないし、静音キーボード・静音マウス・RX8 Elementsなどと併用すればかなり雑音に強くなる。
「高いわりにBlue Yetiと同レベルの音質じゃん…」と感じる人も居そうだけど、雑音が入りにくいので快適度は全く違うはずだ。 - マイクアーム無しでも使える。
ショックマウント無し+卓上スタンドの環境でも、振動音やホワイトノイズは聞こえにくい。 - 音質は85点くらい(SM7Bを100点として評価)
綺麗な音質で使いやすい。
値段こそ高いけど、雑音が気にならなくなったので導入してみて良かった。
ただ、安いUSBマイク(FIFINEのK670)でもOBSの雑音フィルターを重ね掛けすれば使えなくはないし、よく考えた方がいい。
趣味のゲーム実況~雑談配信で使う分にはすごく優秀なUSBマイクだとは思う。
お財布と相談して決めよう!
※歌配信やASMRでの活動も考えている人は、ループバック機能付きのオーディオインターフェース+コンデンサーマイクがオススメ。
現在、MV7はamazonだとシルバー色のみ25,600円で販売中(2022年5月4日)。
後述するポップガード(RK345)と卓上スタンド(MDS-3)をまとめ買いしても31,000円だ。
◆MV7-BlueYeti比較
参考動画内のBlueYeti(8:02~)とEQ付きのMV7(10:30~)を聞き比べてみよう。
配信用マイクとして使う分には、MV7の方が聞いていて疲れない自然な音質になっているはず…!
MV7の欠点である曇った音は、付属ソフトによるEQフィルターを使えばクリアになる。
そのため、雑音を拾ってしまうBlue YetiよりもMV7の方が優秀だと感じた。
- FIFINE(K670)→BlueYetiでは音質に差が無さそうだったし、思いきって雑音耐性が高いMV7へ乗り換えてみたぜ!
喋っている時のタイピング音~PCファンの音が気になっている人なら、MV7に値段相応の価値を見出せると思う。
※安めのコンデンサーマイク+AG03による音質は以下の動画を見ると分かりやすい。
予算が3万円だとコンデンサー+AG03を買うかMV7を買うか悩むけど、コンデンサーの大半は雑音フィルターを強めにかけないと使いにくいため、ゲームしながらのPC配信にはMV7が向いているかも。
◆別売りポップガード[RK345]
MV7を買うと貰える付属品のポップガードはポップノイズ(息によるボフボフ音)~リップノイズ(クチャクチャ音)が入りやすい。
付属品ではなく「RK345」というポップガードに変えると音質が良くなるので、ノイズが気になる人はRK345も買っておこう。
手ごろな値段(2000~3000円)の別売りアクセサリーだけど効果は歴然…!
MV7+RK345の構成は中音域とよく合うかも。
- MV7の上位機種【SM7B】は渋い良い声になれるイケボマイクとして有名だけど、「高い声の男性・中音域の女性・小中高生キッズなら低音を拾いにくいMV7でも十分なのでは…?」と感じた。
- SM7BとMV7の間には大きすぎる価格差が存在するので、とりあえずMV7を選んでみても良いと思う!
◆おすすめ卓上スタンド[MDS-3]
マイクアームが使えない環境の人は、amazonで売っているフレキシブル型の卓上マイクスタンド「KC グースネック 卓上マイクスタンド ブラック MDS-3/BK」を使おう。
ほぼ真横まで曲げるのは無理だけど、まっすぐ立てた状態から30度くらいまで傾くし、金属製で土台もしっかりしているから使いやすいはず…!
- MV7はマイク本体の重さが500g弱あるため、プラスチック製の軽いマイクスタンドだと全然支えられない。
(MDS-3は1.8Kgの重さでMV7をちゃんと支えてくれる)
奥行きが広い机でないと使えない大型の卓上スタンドではあるものの、キーボードの奥に置いて口元へ近づければマイクアームと似たような使い方ができて便利だ。
値段自体も2000円弱なのでマイクアームよりはるかに安いぞ!
ダイナミックマイクは口元に近づけないと本領を発揮できないし、お金に余裕があったらセット買いしておいた方が良い。
◆OBSフィルター~付属ソフトの設定方法
- ダイナミックマイクを使う時は、基本的にマイクから5cmくらいの至近距離で話そう。
- もともと音が小さいうえに指向性も強めのマイクだから、遠くで話すと音質の劣化を招きやすい。
▲MV7のOBS配信用設定。
RNnoiseは、RX8 elements「voice De-noise」(4.0くらい)で代用しても良さそう。
RX8 Elements「De-click」のclick wideningを0.5にすると喋ってる時のクリック音もほぼ消えるから、音質と相談して調整すると良いかも。
▲付属ソフトで設定できるEQ(イコライザー)は「High pass」か「Presence boost」を選ぶと少しだけクリアな聞きやすい音になるのでオススメ。
- 動画を撮る時はマウス音などを心配しなくて良いから、RNNoiseなし+De click(sens2~3 click0)+High passに変更して録音すると綺麗に撮れる。
※リップノイズが気になる場合はDe clickの数値2種をいじって調整。
自分の声に合う設定さえ見つかればUSBマイクの中ではトップクラスの雑音耐性&自然な音質でとても使いやすいマイクだ。
(こもった音に聞こえる場合、EQ~マイクとの距離が合っていないかも!)
◆マウス音への対処方法
前述したとおり、マウス音はOBSに最初から用意されているRNNoiseフィルターや、RX8 Elements(※セール時3000円)の「De-Click」などで除去するのがオススメ。
静音マウスがあるならそれを使うのが一番音質に影響しない解決方法。