ここ最近、「無料で使えるUnrealEngine5をちょっと触ってみたいな!」と思い、知識ゼロからUE5を学び始めた。
- アンリアルエンジン5は、ブルプロ・ガンエボ・Paladins・パルワールドなどに使われている超有名なゲーム制作用ソフトの最新版だ。
全然知らない分野を学ぶ時、1番大事なのはやっぱり入門書選びだと思う。
いろんな本の中から「ド素人でも挫折しない入門書」を探せるかどうかで未来が大きく変わる。
どれだけ興味があっても、上級者向けの本を間違って買ったら挫折する確率が上がってしまうから、それだけは絶対に避けたい…。
ということで、今回は、ド素人の自分が読んでみて「超分かりやすい!!」と感動したUE5の参考書を紹介していくぜ!
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◆UE5初心者は絶対「UnrealEngine5の教科書」を読もう
この「UnrealEngine5の教科書」はZennというエンジニア向け情報サイトで執筆されている電子書籍。
- 後半は有料(買い切り4000円)だけど、1章~4章まで無料で試し読みできる。
- UE5に興味がある人は、とりあえず試し読みしてみよう。
(1章~4章で大事な基礎が学べるし、簡易版エイムラボのような的当てゲームも作れる)
Amazonで売ってる「Unreal Engine 5で極めるゲーム開発(以下略)」とどちらを買うか悩んだんだけど、そっちはレビューを読むかぎり初心者には難しそうだと感じた。
結果的に、「UE5の教科書」を選んで大正解だったと思う!
- 自分の場合、「本格的にゲームを作るぞ!」というよりは「ゲーム開発の裏側ってどんなかんじなのかな~?」という軽い気持ちでUE5を触り始めた。
- にもかかわらず、解説が分かりやすすぎて、UE5というツール自体に興味が生まれてきている。
- 読み進めるにあたり、プログラミングの知識は不要だから、誰でもUE5を楽しめるはずだ。
分かりやすい説明というのは、①具体例+②図・表・動画+③用語説明+④順序立てた解説(箇条書き)+⑤丁寧な補足+⑥書き手の熱意によって生まれるものだと思う。
「UE5の教科書」はその全てのポイントを抑えていて本当に素晴らしい。
ということで、最初は1章~4章だけ読むつもりだったのに、気づいたら有料部分を購入していた。
(※クレカやVプリカで購入できる。Zennというサイトはよく知らないサイトだったから、念のため、何が起きても安心なVプリカで購入してみた)
今ようやく全部読み終わったけど、有料部分もちゃんと試し読み部分と同等以上に分かりやすくて、詰む場面は全く無かった。
技術系でここまで読み手に配慮した電子書籍を書ける筆者さんは貴重だと思う…!
おそらくこの本以上に読み手のことを考えているUE5の参考書は無いだろう。
◆強くオススメする理由まとめ
自分と同じようなUE5初心者に強くオススメしたいので、特に良かったと思う点をいくつか挙げていく。
- 【良かったところ】
- 短期間でサクっと読めて挫折しづらい。
(休日が7日もあれば読み終わるくらいのボリューム感。
簡単なアクションゲーム作成→パッケージ化までの流れを全部学べるため、UE5の入り口にぴったり!) - 動画(YouTube&GIF)と画像(図&表)がとにかく多い。
- 外部ノード共有サイトのURLを埋めこんでいて、ノードの全体図まで確認できる。
(ケアレスミスでバグっても、ノード全体を細かく見比べれば原因が探せる) - WEBサイトだからネットサーフィン感覚で読める。
- 解説ページを開きながら、すぐ横でソフトがいじれる。
- 難しい概念は具体例を出して説明してくれる。
- 解説時に手順の説明をとばさない&はぶかない。
- 専門用語についての説明が必ず入る。
- 「なぜそうするか」について、とても丁寧な説明が入る。
- 似たような概念が出てきたら、使い分けに関する説明が入る。
- 独学だと気付きにくい基礎知識や豆知識を教えてくれる。
- 基本的に箇条書きで説明してくれる。
- 間違えそうな部分を必ず併記してくれる。
- 目次機能が優秀。
(目当てのページをすぐ開けるし、いちいち目次に戻る手間が無い) - ブラウザ上でお気に入り登録できる。
(電子書籍より復習や参照がはるかに簡単) - 内容を考えたら4000円は安すぎる。
- 実践パートが多く、記憶に定着しやすい。
(序盤から成功体験をガンガン積めるので「もっと学んでみたい!」と思える) - ブラウザ側で拡張プラグインを入れておけば、分からない英単語の発音や意味をすぐ確認できる。
(FireFoxだと拡張プラグイン「To Google Translate」で翻訳可能)
逆に悪い点は…正直、全く見つけられなかった。
「UE5の教科書」以上に分かりやすい解説本って、別ジャンルの解説本を含めてもなかなか無い。
あそこまで分かりやすい説明だと、逆に挫折する方が難しいかも…?
飽きて挫折するのは人間だからしょうがないとしても、UE5の教科書を読めば、難しくて(分からなくて)挫折するというリスクが大きく下がるはずだ。
◆読了した感想
- 今のところ1巻が完結したばかりで続巻に関する詳細情報は不明らしい。
- ぜひ続刊も出し続けてほしいな~と思ったため、勝手に宣伝記事を書いてみた。
(※アフィリエイト目的やステマ目的では無く、作者さんとも一切面識なし) - 知識ゼロからのUE5入門書として本当にオススメ!!!
あまりにも不満点が無さすぎて、Amazonのサクラレビューみたいな紹介記事になってしまったけど、本当に良書なので疑わないでほしい…!w
素晴らしい解説本だから、ぜひ騙されたと思って試し読み部分だけでも読んでみてね! - ゲーム作りを最初から最後まで通して経験すると一気にUE5が面白くなってくる。
成功体験ってめちゃくちゃ大事なんだな~と実感した。 - UE5を初めて触る場合、「UE5の教科書」読了後に、海外の実践系UE5解説動画を自動翻訳して見るのが良いっぽい。
海外の動画は短時間で"ゲームっぽいもの"を作らせる単発講座が多いし、説明も比較的分かりやすいと思う。
英語が分からない初心者でも、自動翻訳で95%くらいの内容は理解できそう!
極め本みたいな挫折しやすい本にいきなり挑むより、海外動画の真似から入った方が短時間でいろんなゲームを作れて飽きにくいのかも? - UE5は触ってみると予想以上に楽しいツールだった。
ゲームで見慣れたキャラの挙動やUIをパズル感覚で楽に組めるのはすごすぎる。 - プロと同じツールを誰でも無料で使えるのって太っ腹!
最低限の基礎知識を学び終わったら、小規模なゲーム作りに挑戦してみたい…!
海外のUE5系YouTuberはどうやらSmart Polyさん・Gorkaさん・Ryan Laleyさんが有名っぽいので、少しずつ見て学んでいけたら良いな~と思う。
特に【>GorkaさんのYouTubeチャンネル】は、分かりやすい動画ばかりなのでオススメ!
- 「UE5の教科書」の後に、実践系の解説が多い海外動画(自動翻訳ON)を見て、そこで出てきた知らない概念の解説を日本語動画で見るのが一番良さげ。
- 極め本は、教科書や動画と違って短期間で終わらないため、いろいろ経験を積んで挫折しない自信がついたら触ってみるつもりだ。