「Vtuberの雑学メモ帳」

注目ゲームの攻略記事&VTuber関係の記事をまとめる趣味100%の雑記ブログ。※少年Vtuber「不断シエル」と姉が運営しています。

NimoTV(ニモTV)で配信する方法解説!応募のやり方・設定・感想・比較・実体験まとめ

日本語版Nimo TVで実際に配信してみたので、詳しく解説していくぜ!

Nimo TV初配信のアーカイブhttps://youtu.be/_VPQ9e2n3zQ

◇応募方法・実績の書き方・審査日数・応募結果は?

スマホ版のNimo TVアプリをダウンロード&起動後、トップページにある「配信で稼ごう!」という部分をタップすれば応募画面が出る。PCからは応募できない
応募後の情報修正は無理なので、応募内容をよくチェックしてから送信してくれ。

実績欄=自由記述欄だと考えよう。
なんでもプラス評価につながりそうなことは書いた方が良いぞ!
(俺は実績欄にYouTube上でVTuber「不断シエル」として活動していること&やる気があることを記述した。
応募が殺到している現状では[1]YouTubeへのリンク [2]Twitterへのリンクを貼ると有利になるかもしれない)

 

★かなり初期に応募した時は、3日でアプリ側「メッセージ」欄に合格通知が来たが、今は5000人以上の応募があるらしいので審査に時間がかかりそうだ

 

[補足]

★応募中の配信時間は、応募後2日目の夜に30分ほど喋りながらゲームをプレイしてみたくらい。
★審査中、ブログでNimoTVに関する記事を書いて更新ツイートをしたら、エゴサしていたらしい公式アカウントからRTしてもらうことがあった。
★時給を貰うほどの有名人じゃないし、完全にタイミングだけで審査に通ったかんじだと思う(Mildomの時も初期はかなり審査が緩かったようなので…)。

 

◇500円時給制度の締め切りはいつ?

平均同時視聴数が低い場合、時給制の継続は2019年11月30日までとなっている。
第一段の応募自体も11/30まで。このへんはMildomとは少し違うな。

11/30以降は別の宣伝方法やキャンペーンを考えるようだ。


俺の場合、間違いなく11/30で試用期間が終わると思うけど、それまでちょくちょく配信してみるつもりだぜ。


有名人なら11/30以降も継続して時給500円以上を貰えるだろうから、とりあえず今のうちに応募してみたらいいと思うぞ!

 

◇同時配信できる?できない?

「同時配信」は禁止!「動画投稿」は歓迎!とのこと(質問箱より)。

 

◇ゲーム名に「NimoTV」を入れよう

時給を貰いながら配信する際は、ゲームのキャラ名に「NimoTV」を含めないといけない。
質問箱において「ネーム変更が有料のゲームでは一旦は変えなくてもいい」という回答を確認できたが、どこからアウトなのか基準がよく分からない。
基本的には必須だと思って名前を変えよう。

 

◇配信のやり方

俺は、NimoTV公式アプリではなく、自由度が高いPC向け配信ソフト「OBS Studio」を使って配信したぜ。

vip-jikkyo.net

 

OBSを使う場合、最初は「サーバーURL」「ストリーミングキー」の場所が分からなくて困るかもしれない。


【NimoTVにおける「ストリーミングキー」の表示方法】

[1]NimoTVトップから右上の自分のアイコン画像をクリックする。

[2]ライブセンター内[ライブ設定]から、[ライブ配信を開始]を押す。

 

(※UIが日本語化されていない場合は、アイコン画像左の「・・・」マークをクリックし、[言語][内容]をEnglish→日本語に変えれば良いぞ!)

 

ちなみに、NimoTV側で[配信開始]を押しただけの状態ならまだ放送は開始されないから、安心してサーバーURLとストリーミングキーをコピーしよう。


コピーしたものをOBSの設定欄>配信欄にペーストした後、OBS側で[配信開始]を押すことにより、ようやく実際のライブ放送が始められる。

配信欄ではサービス「カスタム」を選び、サーバーに「rtmp~」、ストリーミングキーに「(長い数列)」を貼り付けるかんじでOK。

 

◇「配信レベル」システム

配信時間コインギフト品によって経験値を貯めることができる。

経験値を一定値ためると配信レベルが上がり様々な機能を使えるようになっていくぞ!

 

【配信者レベル上昇で開放されていく権限の一覧】
1Lv:Admin設定(上限20人)…初期から使用可能
2Lv:インタラクティブベット…賭けクイズ
6Lv:ライブ再生
6Lv:キャプチャ
7Lv:パーソナライズドメイン
11Lv:トランスコーディング
16Lv:ファンクラブを作成
19Lv:Admin設定(上限25人)
31Lv:Admin設定(上限30人)
41Lv:カスタムサムネイル
51Lv:専用ライブチャンネル


★配信レベルは配信者ページの葉っぱマークアイコンで確認できるぜ!

Admin(管理者)とは、配信者に代わって悪質なコメントの削除を行う人のことだと思う。おそらくYouTubeLiveにおけるモデレーターのような存在。


配信レベルの上がり方はそこまで早くないので、地道な積み重ねが大切だ。
俺の場合は、3時間放送を3日続けた結果、1Lv→2Lvの73%くらいまで上がった。
体感では、配信時間に応じて獲得できる経験値よりも、コインギフトを貰った時に獲得できる経験値の方が多い。

(無課金の視聴者でもコーラや風船を投げることで気軽に配信者を応援できる

 

◇収益の支払い先(うけとり方法)

報酬は月末に支払われると質問箱で回答されているぞ。


お金の代わりである宝石(ダイヤ)報酬は、「payoneer(ペイオニア」というグローバル決済アカウントを通じて、指定した銀行口座に振り込むことができるようだ。


payoneerに登録するためには、銀行口座だけでなく顔写真付きの身分証明書も必要になる。
NimoTVの運営側にそのまま口座情報を渡すわけではないため、Mildomほど怖くない。

 

アーカイブ機能

前述した「配信レベル」の開放予定機能を見るかぎり、配信アーカイブは配信レベルをあげていかないと開放されないらしい。

 

配信レベルが低い状態でビデオのログを残すにはOBS側で録画するしかないな…。
PCのスペックに余裕がある場合、OBSの設定欄から「配信しながら録画する」をONにしておこう


※OBSでの録画が不安定なら、GeForce ExperienceのShadowPlay(Share)機能で録画すると上手くいくかも?

 

◇コメント機能

チャット欄をポップアウト(別ウィンドウ化)できるので、作業画面が狭い人はチャット欄だけ見やすい位置に置くのがオススメだ!

 

ニコニコ動画のようにコメントを映像上に流す機能があるから、見ている側としては結構面白いサイトだと思う。


ただ、遅延でいうと5秒~10秒近い時差があるので、Mixerのような反応性を期待するとガッカリしそうだ。
ログインボーナスでアニメ付きのアイテムが贈れるのはすごく良いな。

 

◇画質

【俺が使ってみた出力設定】

・音声ビットレート192

・出力モード「詳細」、エンコーダ「x264」、配信サービス~にチェック、レート制御CBRビットレート2500Kbps、CPUプリセットmedium、プロファイルhigh、チューンzerolatency

【俺が使ってみた映像設定】

・基本&出力解像度:1280×720

・縮小フィルタ「バイキュービック

FPS共通値60

 

配信初心者だから、ネットで出てきた数値をコピペして設定してみたんだけど、この設定だとなんだか低画質な配信になってしまった。

(※録画は配信と同じ設定でやっている)

 

回線やスペックに余裕があれば、CPUプリセットやビットレートを上げると良いかもしれない。
どこまで画質を上げられるかは公式でアナウンスされていないため未知数だ。

 

ちなみに3時間越えのアーカイブYouTubeへアップロードしようとしたらすごい時間がかかったぜ。
アーカイブの不便さは配信レベルを上げなければ改善されないので、最初からアーカイブを残せるサイトと比べてしまうと辛いな…。

 

◇人口

Mildom(ミルダム)と違って海外勢の人口がめちゃくちゃ多いというメリットはあるものの、日本人勢にはまだまだ名前が知られていない。

純粋な日本人視聴者の数で比べると、Mildomの方が先行して積極的にプロゲーマーを呼び込んでいる分、NimoTVより賑わっている印象だ。


…とはいえ、システム面が強いTwitchやMixerですら1番手になれていない背景を考えると、日本では視聴人口の多い配信サイトに人が集中しやすいのかもしれない。

 

◇入退室通知

一切ない。
当たり前といえば当たり前だけど、Mildomの後だと「気軽に見やすい」部分が素晴らしいな!

 

◇NimoTVで配信できる収益化可能なゲームの一覧

参考までに

必ず自分でも利用規約をチェックしたうえでプレイしてくれ

 

〇Steam関係

store.steampowered.com

〇Mineclaft
〇ApexLegends
CoD:MW(配信は利用規約[8]のUSER GENERATED CONTENTに該当?)
CoD:Mobile(同上)
FF14
任天堂(質問箱ではOKとされているが、公式の提携サイトに名前がのっていないため)

 

◇すごく個人的な感想

俺の場合、NimoTVでの経験はとても貴重なものだった。

 

なぜかといえば、「どうでもいい自己満足の内容だとしても、YouTubeへコンテンツを投稿することは無意味じゃない」という知見を得られたからだ。

 

もしYouTubeにおいて自己満足にすぎない活動の足跡を残していなかったら、NimoTVで配信することもなかっただろう。


NimoTVの一件は、間接的にVTuber活動自体へのやる気を復活させてくれた。

 

(最近は「この動画をあげる意味があるのか?」「どうでもいい内容すぎないか?」「自己満足すぎないか?」「手を抜きすぎじゃないか?」とか、細かい部分が気になって、動画作りから離れ気味だったりしたんだ。

でも、好きでやっている活動なんだし、本来そこまでクオリティや需要を気にする必要は無いんだよな!

今回のような例もあるわけだから、「どんなに些細なつまらないことでもできるだけ自分の足跡は残しておくべきなのかもしれない」と前向きに考えられるようになったぜ!

 

あとは、NimoTVのおかげで初めて配信にチャレンジする勇気が生まれたので、そこも感謝しておかないとな…!