「Vtuberの雑学メモ帳」

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【初心者DTM#2】MIDIキーボード・Cakewalk・サウンドフォント・VSTプラグイン・無料ボカロの導入編

前回に続き「初心者がDTMを学習した過程」をまとめていくぞ。

第2回目では、MIDIキーボードを購入した話や、無料楽器音源(VSTプラグインサウンドフォント・ボーカロイドっぽいソフト)の導入方法などを取り扱うぜ!

 

 ◇今回の成果物

今回はギタードラムだけで短めのインストBGMを作ってみた。

(※無限ループさせる予定だったので、約30秒のフレーズを計2回繰り返している)

無料のCakewalk by Bandlab(旧SONAR)サウンドフォントを取り入れたことによって、すごくギターっぽい音が鳴らせるようになった
この音源を導入するのは初心者でも簡単だったから後でくわしく説明するぜ。

 ★ただし結局今の知識では曲をループ加工することはできなかった。

OGGファイルにループタグを入れる〜Audacity】を見ながら、上のMP3をAudacityでループ再生できる.ogg音声ファイルに加工したんだけど、いまいちループ部分が上手く繋がらなかった。

曲の終わり方が雑なのはそういう理由だぜ…。

 ※記事の本文は[続きを読む]を押して読み進めてくれ!

 

◇待望のMIDIキーボード購入

DTMではMIDIキーボードがあると音符を打ち込みやすいらしい。

俺はひとまずKORGNanoKey2(WH)」というバンドル音源付きキーボードを買ってみた。

かなり小型の25鍵(2オクターブ)キーボードなので、値段は4000円未満だ。

 

そしたら、このMIDIキーボードについてくるシンセサイザー音源「Ultra Analog Session2」の音がめっちゃかっこ良かった…!

シンセ系の音源はほぼUltra Analog Session2を使うことになりそうってぐらいにカッコイイ!

 

★一方、MIDIキーボード自体はだいぶ使いづらい。

キーがめちゃくちゃ硬いため、両手の人差し指でしっかり力を入れて押さないと音が鳴らない…。
正直CakewalkならPCキーボードからの入力でも十分な気がしたぜ。

 

★ちなみにnanoKey2についてくるシリアルコードは11個で、現在Amazon人気一位のmicroKEY-25についてくるシリアルコードと全く同じラインナップっぽい。

つまり、バンドルソフトに差はないため、どちらを買うか迷っている人は値段や見た目で選んだ方が良いと思う!!

 

★主に使えそうなバンドル音源はA|A|S PackM1 LeDigital Synsationsの3種類。

AASPackには自分好みに設定をアレンジできる豊富なシンセ音源アコギ音源エレクトリックピアノ音源が内蔵されている。

M1 Leは49種に及ぶ音源が内蔵されていて、無難なかんじのオーケストラっぽい楽器が多い。

Digital Synationsはちょっと昔っぽいシンセサイザーが大量に入っていた(使いどころは難しそうな音多め)。

 

初心者からすると、プロっぽいシンセサイザー隙間をうめるオーケストラっぽい音MIDIキーボードを買うだけで貰えたのでありがたかった!!

(※NanoKey2の感想や使い方については個別のレビュー記事を上げる予定だ)

 

◇本題

前回、[第一回目の記録]の通り、初心者でも頑張れば曲っぽいものを作れることは分かった。

でもやっぱり気になるのが「音の圧倒的な安っぽさ」だよな…。

曲が出来上がっても音がいまいちだとテンションが上がらない。

そこで、俺はまず良い音で曲作りができるような環境を整えることにした。

調べた情報によるとVSTプラグイン(ソフト音源)」サウンドフォント」なるものを活用すれば、無料でも良いかんじの音にできるらしいぞ!!

 

◇「Cakewalk by BandLab」の使い方参考

Studio One 4 Primeは前述した「VSTプラグイン」に対応していなかった。

そのため、無料のDAWソフトで拡張音源を扱うにはCakewalkが最適解みたいだ。

Cakewalkの使い方についてはネット上にたくさん情報が転がっているので、ぼっち独学初心者でも詰みづらいのがありがたい!

(打ち込みもしやすいし、最初からCakewalkを使っておけば良かった)

 

・使い方で困ったらとりあえず見るサイト

Cakewalk by BandLab (旧SONAR)使い方講座 | 作曲ラボ

・実際の打ち込みの流れ解説記事

SONAR初見勢による「Cakewalk by BandLab」での曲作り Part.2 イントロを作る - きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

 

俺は上の2つのサイトを見ながら操作中だ。

もともと数万円していた作曲ソフトなだけあって、できないことの方が少なさそう。

Cakewalkって偽バイノーラル音声を作るためのソフトじゃなかったんだな…(※先代PCの時にASMR音を作る目的で使ったことがあって、ブログで紹介してた)。

 

ちなみに、Cakewalk本体のインストール先はCドライブ(SSD)で固定されてるから、容量が増えそうなVSTプラグインの保存先だけDドライブ(HDD)に変更してインストールすると良いぜ!

 

サウンドフォント・VSTプラグイン・無料ボカロ導入方法

①無料ギター音源Unreal Instruments Standard Guitar V2】

Cakewalkへかっこいいギター音を導入する方法は、以下の記事を参考にすれば誰でも分かると思う!!!!
Cakewalkでギターの打ち込み(フリー音源の設定編) │ すちょろぐ

 

もはや「この記事がなければ永遠に導入できなかった」と思うほどに説明が分かりやすい。

冒頭にのせたBGMも、Unreal Instruments Standard Guitar V2の音をCakewalkに入っていた標準アンプで歪ませただけのものだ。

 

音の歪ませ方は、同じ人が書いた【CakewalkでStandard Guitarを使う(歪み編) │ すちょろぐ】記事を参考にするとよく分かるぞ…!

 

TH3(アンプ)を追加する部分だけ戸惑ったので、画像で補足しておくぜ。

f:id:VtuberHudan:20200127204436p:plain

【TH3の追加方法】

★ギターはそのままだと弾いてる感が出なかったので、音符の前後に短くて音程の違う音を置いたりしてみた。
弦をギュイーンってやるような音は、適当に上から下まで短い音符をつめまくって作った。
ピアノロール表示で入力すると、配置パズル感覚で音ができていくから面白いよな。

 

★ちなみに、うっかりアンプ調整画面を閉じてしまっても大丈夫だぜ。
上部ツールバーの[表示]>[インスペクタ]にチェックを入れ、画面左下のあたりに出てくるFXウィンドウの中にある使ってたアンプの名前(TH3)を選択しよう。
そうすればアンプ調整画面を再表示できるはず!

 

②無料ドラム音源【MT Power Drum Kit 2】

さっきと同様に解説記事【CakewalkでMT Power Drum Kit 2を使ってみる(インストール編) │ すちょろぐ】を見ながら導入したぜ。


MS標準音源とは比べ物にならない、めっちゃかっこいいドラムの音で良かった!

 

ただし注意点として、「MT Power Drum Kit 2」では曲のプロジェクトを開きなおす度に毎回楽器名の左にある四角アイコンをクリックして広告画面を見ないと音が出ないぞ!

 

(※俺の場合、Cakewalkで曲の続きを編集しようとしたら、なぜかドラムの音だけ全く再生されなかったので何かのバグかと勘違いしてしまったんだ…。

プロジェクトを開いた直後にドラムの音だけ鳴らないのは、単純に「起動時に毎回ドラムの設定画面を開いて広告を見てからでないと音が出ない」というだけのことだった!)

 

③無料ボーカロイド【Synthesizer V】

定価は9000円弱だけど、起動時に10秒待てば評価版として無料で使えるボカロソフト

 

★導入方法はWikiを参考にしよう!
Synthesizer V 日本語非公式 Wiki | Fandom

 

このソフト、中国で開発されたボカロのライバル的なソフトウェアらしい。

Google Chrome上にて無料で作動するWeb版【Web Synthesizer V | Synthesizer V - Official Website】もあるため、手元にMIDIファイルを用意しておけばすぐ体験できる。

Web版で少しだけいじってみたら、素人が適当に使ってもそれなりの歌声になる雰囲気があった。技術力すごい

さらに、無料で使えるにも関わらず、Synth Vは声自体が可愛い表現力も高めなところが素晴らしい…!

 

最近流行りの「天使の声質」というか、「吐息まじりでふにゃっとした透明感のある歌声」が特徴的なボカロだと思う。
静かなJPOPっぽい曲ゆったりしたテンポの曲には一番合いそう。

 

Synthesizer Vで検索して出てきた動画の中でも、特に以下の動画の調声には感動した。

この動画は既存ボカロ曲のカバーらしいんだけど、もう声の表現力がボカロの域を大きく超えてる…。
4:43~5:36あたりで吐息まじりの裏声から力強い声に移るところが人間にしか聴こえない!
最初から最後までボカロ感をほぼ感じられなかったのでびっくりした。

 

ボカロとしての知名度はまだ低いのかな?

でも、存在が認知されていけば爆伸びするポテンシャルを秘めている気がする。

闇音レンリちゃん、人間(俺)より圧倒的に歌うまいからな!

 

※ちなみにSynthesizer V(Synth V)は編集ソフト自体の名前で、闇音レンリ(Yamine renri)というのは評価版で使える日本語ボーカルライブラリの名前だ。

DL評価版のシリアルコードには3ヵ月の期限があるものの、3カ月後に再申請すればずっと無料で使えるらしい。

 

また、同じく無料で使えるGoogle Chrome版では、アカウント登録やシリアルコード登録すら要らずサイトに接続して音楽を読み込んだ時点でボカロ編集にとりかかれてしまうという究極の手軽さが売り

ボカロを買うか迷っている人は試しに触ってみると良いかも!?

 

◇簡単な最終加工はAudacityでやってみた

Cakewalk側で曲を出力するためには「出力したい範囲」をドラッグで選択してから、上部ツールバーより[ファイル]>[エクスポート]>[オーディオ]を選ぶ必要がある。


その後出てくる名前を付ける画面の「ファイルの種類」欄から保存形式が選べるので、俺はMP3形式で保存した。
ビット数は16ビットにするのが良い、なんて情報も見かけたけど理由はよく分からない!

 

まだエフェクトやフィルターのかけ方が分からなかったので、Cakewalkで作った曲は一旦Audacityという無料音声加工ソフトで加工することにしたぜ。

具体的に言うとAudacityで「ノーマライズ」や「リミッター([過激なリミッティング]&[メイクアップゲインを適用→はい」)」をかけた。
何もしないよりは少しだけ聴きやすくなったような気がする。

 

本来はDAWだけでMIXという仕上げ作業まで行うらしいんだけど、仕上げ方が全然分からないので無理すぎた。

 

(結局、頑張ってループ設定ありのogg形式で出力しようと試みても、綺麗にMP3をループさせることはできなかった…。
解説記事にのっとって秒数はサンプル表示にしたし、メタタグも[LOOPSTART][LOOPLENGTH]を追加してからちゃんと横にサンプル数を書いたんだけどな~…。

なんでだろう?)